シリーズ コンビニは巨大な実験場だ①  台湾セブンの戦略転換

コンビニ実験場

    

1か月ぶりの台湾

ちょっと前の話ですが、年末、
台湾にまた行ってました。
約1か月ぶり。

台湾は親日家の方が多いし
食べるものも美味しいし、
何よりも、このブログでも前に書いた
「お茶漬けたまご」も食べられるし
(↓参照)
https://x.gd/WwFq2
いつ行っても楽しみな場所です。

今回は、そんなお茶漬けたまごが買える
「台湾のコンビニ」
別の白鍵をマーケティング視点で
書いてみたいと思います。

新たなジャンクフードスター 発見‼

滞在中、朝~昼まではホテルで
仕事をする日があり
コーヒーとちょっと朝食を買いに行こうと
コンビニへ行きました。
当然、お茶漬け卵は買うんですが、

それ以外にもサンドイッチでも買おうかな~
って思ってるところ、お茶漬け卵の隣にある↓

ん?なんかぐるぐる回ってるけどナニコレ?

Popには「熱狗」って書いてる
何かわからないので店員さんに
聞いてみました
いつもどおり日本語で
すると、どうもその肉を横に置いてある
パンで挟めって言ってる

なるほど、ようするにホットドックね
よく見ると、トングがおいてあり、
横に袋があり
棚にはケチャップとかマスタードとか


ということで作ってみました。
で、そこで気づいた
「あれ?これホテルまで持って帰るの?」

一応、紙袋に入れてあるとは言え、
この状態で手に持って帰るには
ホテルは遠すぎる

で、再度、店員さんに日本語でお願い
これ?どうやって持って帰るの?
袋、ない?

すると、どうも
ここで食べて帰れ、って言ってる

え?どこでだよ?
って思ったら、こっち来いって
言ってるので

ついていったら、階段

ん?コンビニに2階あるの?なんで?
って思いながら上がってみると↓

びっくり!!
これ、イートインスペースなの?

日本のコンビニで見てる
イートインスペースとは
似て非なるモノ

パソコンで仕事してたり、明らかに長時間、
座るつもりの人も座ってる

ありがたく、ゆっくり食事をさせていただき、
私も隣の人と同じように、ノートPCで
しばらく仕事して帰りました。

ちなみに、このホットドック
うまかった
翌日も買いに行ったくらい
値段も250円くらいで安い
自分でトッピングできるのも良い
お茶漬け卵に続くヒットでした
 

ホテルに帰りながら考えた

台湾で何度もコンビニは
使ってるけど、今まで
イートインスペースのことは
考えたこともなかった

でもホテルまでの帰り道、
沿道のコンビニ見てみると
確かに、どの店もほとんど、
広いイートインスペース あるんですよね。

その後、気になって、何軒か見た中には
↓みたいなセブンイレブンもありました

コンビニの中とは思えないイートインスペース。まるでカフェですがここはセブンイレブンの店内です。

で、日本のコンビニを思い出してみると
イートイン、確かにあるけど、
明らかに「回転率」重視の
イートインスペース
要するに「長居しずらい」設計

それと比べて、台湾のコンビニ
少なくともセブンイレブンは
明らかに違う
どう考えても、
長居を推奨してるように見える・・・

何が違うんだろう?

これ、どう考えても方向転換だよね?

まずは事実を比較

■日本のコンビニ
イートインは無い、または極小

  • 長居しづらい空気・導線
  • 即食・即出・ピーク処理重視

→ 回転率 × 来店数 × 単価 のモデル設計

■台湾の7-Eleven

  • イートイン常設・席数多め
  • 座って過ごしても咎められない空気
  • 「とりあえずセブン行く」前提の
     使われ方

→ 滞在を前提にした設計


軒数問題?

最初に思ったのは、台湾、特に台北
来るたびに感じるのはコンビニの数
めちゃくちゃ多いんですよね。
日本、特に東京大阪のような
大都市圏の駅前も軒数多いけど
それよりもはるかに多い印象

もしかして、そのあたりに
ヒントがあるかも
と思って調べてみました。

やはり、台北のほうが東京よりも多い
しかも東京の駅前立地のように
出勤時間や夕方に人が集中する
という構造にはなってなく、どこの店も
行列することはあまり無いようです。

でも軒数が多いというのは
長居しても回転数が落ちるわけではない
という根拠にはなりますが、
長居を推奨する根拠には
なってないですよね?

ということでさらにリサーチ

もしかして経営戦略として・・・?

今回の肝はここになります。
台湾のセブンイレブンの

長期戦略のなかにヒントがありました

①店舗大型化&長居してもらう戦略

「坐坐再走」需要=座ってから帰る
 需要をとりに行こうとしています

②「生活プラットフォーム」戦略

  • 「回転率重視」のコンビニを
     超えたい意志が感じられます

③目的来店設計戦略

「体験」「場景経済」=寄る場所
 ではなく、目的としていく場所へ

参考資料のひとつ→https://x.gd/DReuu

セブンイレブン側の上記の
発信から読み取れること

大型化している
座席を増やしている
現做(店舗調理)を強化している
「体験」「場景」「生活プラットフォーム」と言っている

ここから読み取れるメッセージは一つだけ

台湾セブンは「ついでに買い物の店」から
「わざわざ行く店」に

シフトしようとしている。

ということです。

これは日本のコンビニでは
主流ではなかった発想

このビジョンの一つとして
わざわざ2階に広くてゆっくりできる
イートインスペースを作っている

と言えます。

実際、儲かってるの?

上記戦略を推進しているという
仮説を立証するには
じゃあ、実際、各店舗の
客数や売り上げなどをデータとして
把握する必要があります。

残念ながら、2026年2月現在、
上記の正確な数値データは
公表されていないため
正確な計測はできません。

ただ、ここまでの分析から
読み取れること

少なくても台湾セブンイレブンの方針は、
各店舗に長居してもらう
店舗と運営設計
をすることでと
その先に生まれる可能性がある
「新たな需要」をテストしながら模索中

です。


おそらく、まだ見えてない需要を
取りに行こうとしています


これが台湾セブンの現在地、と言えます。

おわりに

台湾セブンは成功しているのか?
正直、それはまだ分からない。
という段階です。

でも一つだけ言えること、

彼らは「今の正解」を
最適化して満足するのではなく、
「次の正解」を探しに
いっています。

従来のコンビニの絶対的価値であった
回転率を磨くのではなく、
「滞在」という別の軸
実験を始めています。

この「次の正解」を探しに行く姿勢
これがコンビニ業界の真骨頂
いうなれば

コンビニは、巨大な
マーケティング実験場

と言えます

あなたの商売はどうでしょう?

いまの売り方を磨いているだけか?
それとも、まだ見えていない需要を
試しにいっているか?

成功か失敗かは後から分かる。

でも、動いているかどうかは、
今日、決まる。

コンビニは巨大な
マーケティング実験場

ネタの宝庫であるコンビニに
ふさわしい
結論にたどり着いたところで、
今後、このブログでは
「コンビニは巨大な
マーケティング実験場」
シリーズ化していきます。

💬 コメントはこちらから

逆襲LAB 申し込み希望の方は↓

逆襲ラボ 申し込みページ | 逆襲のマ―ケーターLP
逆襲の戦略マ―ケーター、逆襲の各種リンクを案内したページになりますこのページより各ページへアクセスできます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました