逆襲のおすすめ書籍1

戦略

おすすめの本を紹介するよ

毎週日曜日の週一ブログ
今週はいつもとは全く違う切り口で

お届けします


よく質問される「おススメのマーケティング本、なんですか?」
今後、シリーズ化していくとして、第1段、まとめてみました。
今回の観点は

・読みやすい
・面白い
・すぐ使える内容が含まれる

の3点です。
お楽しみに。

『非常識な成功法則』|神田昌典(フォレスト出版)

この本は私はかなりいろんな場所ですすめてます。

そして、20年以上前の本だけど、今でも売れ続けてるので

ビジネスパーソンにとっては定番中の定番ともいえます。

その意味では『非常識』➡いまや「常識」かも。

この本は、日本一のマーケター神田昌典さんが

ビジネスの世界に広く知られる

きっかけになった代表作でもあり、

マーケティング思考と潜在意識の扱い方を、

同じテーブルに乗せて語った

当時としてはそれはそれは珍しい一冊。

古い本ではあるけれど、今読んでもぜんぜん古びてない。

むしろChatGPTやSNS時代になって、

さらに意味を持つ内容になっていると言えます。

私は自分でビジネスを始めたころ、この本に出会い、

書いてあることは全部やりました。

本当に、人生が変わりましたよ。

この本の最大の特徴は、やっぱり序章

「成功は『悪の感情』から始まる」かな


多くの人は「目標を立てる → 行動する → 成功する」という

「順の発想」で動くけれど、神田さんは正反対

成功のスタートは「悪の感情」からだと。


つまり、「ムカつく」「負けたくない」「見返してやりたい」といった、

普段なら否定される感情を、最初のガソリンにしろという。
この『非常識さ』こそが、この本の真骨頂だと言えます。

そこから8つの習慣が紹介されてます。

たとえば第3章「自分に都合のいい肩書を持つ」は、

名刺の肩書から先に未来を決めてしまえ、という発想

現実が変わるのを待つのではなく、先に「理想の自分」を名乗る。

それが脳にとっては「既成事実」になるというわけです。

要するにこの本は、

先に動かざるを得ない状況を作り、そこから生まれる

感情をスイッチに、意識を書き換える」ための実践書といえます。

努力や根性ではなく、

潜在意識をどう「だますか」という観点で成功を再構築している。

私のセミナー受講してる方はわかると思いますが

まず稼げ

フォアキャスティングじゃなくバックキャスティング

売れてから商品つくれ

すべてスピーディーに売り上げを上げるための仕組み

かなりこの本の内容とかぶってる、

と感じてもらえると思いますよ

正直、私も最初は自己啓発書だと思って軽く読んでみました。

内容が面白くて、すぐできそうでワクワク。

実際に本当に全部やってみたら、恐ろしく効くのよ、これが

例えば、さっき紹介した

「自分に都合のいい肩書を持つ」

今でも、やってます。

逆襲の戦略マーケター

がそれ。

もう、体に染みついてしまってるので

自分が気持ちよく、都合よく

そして、ターゲットに刺さる肩書やコピーを

使うことは完全に習慣になりました。

こうやって肩書を使うようになると

クライアントさんの相談内容もガラッと変わりました。


結局人は「肩書」を見てるのではなく、

その「価値」と「意味」に反応するってこと。
つまり、「どういう立場の人に相談したいか」を

こちらからデザインできるようになったと言えます。

こんな人におすすめ

・仕事も人生も「がんばってるのに伸び悩んでる」人
・今の自分に納得いってない人
・マーケティングを「数字」だけでなく「感情」で理解したい人

成功の本というより、「自分を再起動する本」って感じかな?


読みながら

「あ、これ自分の『今の限界』を超えるスイッチだな」と感じたら、

その後、不思議と「今すぐ動きたい」ってなりますよ。

超おススメです。

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『誰もが人を動かせる』 森岡 毅 (日経BP社)

言わずと知れた現代最強マーケター

株式会社刀 森岡 毅さんの著書

森岡さんの本の中で、私の中で

一番、役だったのがこの本です。

この本は、単なる「リーダー論」じゃないんです。

「人を動かす」とは何かを、論理と情熱の両方で

「分解」レベルに分析し再構築した、って感じの1冊です。

この本ではマーケティング論はほとんど登場せず、

代わりに語られるのは、「人が人を動かす構造」

つまり、リーダーシップの本質、を論じています。

本書のなかではまず、リーダーのタイプを

「L型」と「T型」と「C型」に分けています。


L型は、自分の中に“欲”を持ち、

何かを変えずにいられないタイプ。
現状が“正しくない”と感じ、そこに怒りにも似た衝動がある。


T型は明晰な頭脳を武器に、冷静に状況を分析し、戦略的に
勝ち筋を見極める軍師タイプ


一方、C型は“共感”で動くタイプ。人に好かれ、調和を重んじる
令和時代にマッチする「プル型」のリーダー。

この3つのどれが上という話ではない。
重要な点は、現代は、超ハイスピードで変わり続ける
変革の時代になってきた。
ビジネスにおいては特にそう。
いかに変革し続けられるかが重要。

AIが正解を出してくれる現代に必要なのは、

それぞれのタイプの属性を生かしながら

変革の時代に対応し、自分だけではなく

いかに周りに影響を及ぼし、変えられるかということ

「正しい」ことよりも「動かす」こと。


だからこそ、リーダーシップは「現代最強スキル

だと私も思います。

自分自身の感想としては、この本を読んで

「やっぱりそうだったのか」とかなり腹に落ちました。

何が?

私は典型的なL型リーダー。

「今の状態が正しくない」「このチームはこれではだめだ」

と感じた瞬間に、頼まれてもいないのに勝手に火がつくタイプ

周りがどう思うかなんて考える前に「このままじゃまずい、変えないと」

という直感でつねに動いてきました。

その結果、小さくても「自分の手で世界を変えた実感」を

何度も味わってきたのは事実です。

それがリーダーの醍醐味だと、森岡さんは言語化されてます。

ただ、マーケティングを教えるようになって、

教え子の皆さんをを見ていて思うのは、

ご自身のリーダーシップタイプの火種を持っているのに

点けてない人が多いということなんです。

L型属性は日本人の中では超少ないらしいので、

典型的なリーダータイプが少ないのは仕方ないかもしれませんが

「周りを気にして、遠慮して、空気を読んで動かない」

傷つかないかもしれないけど、

「その生き方、納得してる?」

って思って問いかけたら、

「納得はしてないけど、もめたくないので、、、」

みたいな人が多いかな

でもね、その生き方は、今からの時代、

AIにとってかわられる生き方に他ならないと思ってます。

AIがやれないこと、それが「人を動かす力」なんです。

その意味においても、この本はぜひ、

「リーダーになりたい人」ではなく

「リーダーになりたくない人」こそ

読むべき本だと思ってます。

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『ドリルを売るには穴を売れ』佐藤義典(青春出版社)

マーケティングにちょっとでも興味ある人

ぜひ一度は読んでみてください。

ザ・マーケターあるある「ドリルを売るには穴を売れ」(笑)

古典的な一種の「格言」みたいなもんですが

やっぱりマーケティングの本質=ベネフィット

本質をついてて、わかりやすいよね。


一応解説しておくと

「ドリルを買う人が本当に欲しいのは『穴』である」

つまり、人は商品そのものではなく、

商品を買ったあとに得られる結果・状態・幸せ=ベネフィット

を買っているってことですね。

この本では、私がいつも教えてる

マーケティングの勝ちパターンを

物語+解説の形式で、

主人公が悩みながら実践していくストーリーで

読み進めていけます。

だから、読むというより

体験するマーケティング講座みたいな

感覚で読めます。

項目は、本当に私がセミナーで伝えてる「勝ちパターン」そのもの

  • 顧客が欲しいのは何?=ベネフィット
  • ターゲティングとポジショニングを定める
  • そして、MM(マーケティングミックス)=4Pで実装していく

この一連の流れを、ストーリーの中で

自然に理解できるように書かれている。

だから読んでいるうちに、

戦略の設計図が感覚でつかめるのが素晴らしいところですね。

とはいえ、読んだからすぐに戦略立案ができるようになる…

というものではないのまた事実です。

あくまでも入門書

フレームワークを「理解する」段階までを支えてくれる内容
ただし、入門書としての完成度は抜群ですね。

一度読めば、

「なるほど、勝ちパターンってこういうことか」と

感覚で分かるようになると思う。
難しい言葉を使わず、でも本質だけは絶対に外していないですよ。


まさに「マーケティングを初めて学ぶ人」「これから戦略を立てたい人」には

おススメの1冊です。

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以上、今日は3冊、ご紹介してみました

ぜひ、読んだ方、感想↓送ってください

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